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「日本の平和をどう考え、どう伝えるか」学習会(1月29日) 報告と動画

1/29学習会「日本の平和をどう考え、どう伝えるか」

※レジュメはページ下部よりDLできます。

星乃さん講演(50分)⇒会場・ZOOM参加者との意見交換(70分)

会場・ZOOM合わせて40人が参加、講師の星乃さん以外に、11人の方が発言しました。

司会:三苫哲也さん(市民連合ふくおか事務局)

映像:中嶋昭範さん(市民連合ふくおか事務局)

意見交換のなかであったご指摘・意見・感想で、「どう考え、どう伝えるか」で参考になりそうなものを列挙します。

・切り取られた情報を鵜呑みにしない。背景なども合わせて見ていくことが大切。

・「民主主義陣営」対「権威主義陣営」・・アメリカが行っている分類であり嘘・幻想。

・救いは「第三世界」の動向。国連参加の多くの国は「またアメリカが言っているね」と冷静に見ている。マスコミ報道はされないが。

・マスコミを総動員しての危機・軍拡報道がされている。得意なところで反論をしていこう。

・同じ敗戦国であるドイツは、武器輸出を行い、21世紀に入ってからは海外派兵も行っている(戦死者も出ている)。

それに比べると、日本はまだまだ平和にこだわっている国とみられている。

・「無能な政治家ほど大きな嘘を言う」、自民党は統一教会汚染での批判をかわすために、安保政策の転換を打ち出したのでは?

・日本は、戦争の始まり、途中での方針転換、終わりにおいて、当事者能力を持てない。

・「先制攻撃」を良しとする論があるが、日本がすれば相手国もすることをおさえておきたい。

・FMS(有償援助)で、日本はアメリカ政府の言いなりで兵器を爆買いさせられている。

・食料・エネルギー自給率などが低く、日本は戦争に耐えられない国である。

・ドイツなど複数の国が一体となってウクライナへ戦車供与、停戦交渉が難しくなったのではないか。

・ドイツは、周辺国のようすをみて判断する国。周囲の圧力、バルト三国・ポーランドなどの動向が影響か。

・ウクライナと台湾は同じ構図ではない。台湾民衆の多くは現在「現状維持派」。

・若者に対して、いかに伝えていくのか? 丁寧に、街宣などで伝えていくしかない。

・被害者意識はリアリティーをもって受け止められているが、加害者であることのリアリティーが弱いのではないか。

・アジア・太平洋戦争の時代に、政府・軍部は、「真珠湾攻撃をすれば数ヶ月で勝てるはずだ」など「~はずだ」で開戦したが、

そのすべてがはずれ、最悪のパターンで終わった。「~はずだ」は危険。リアリティーを持って考えよう。

・「ヤバい時代」、「新しい戦前」ではなく「永遠の戦後」にしよう。

同様な企画を、またしたいねと言って終了。

皆さま、お疲れ様でした。

事務局・片山純子

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