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★「私たちの“推し”の政党の話を聞こう 第2弾・日本共産党」

5月31日(土)18時半~19時40分まで、10分延長する形で行いました。

日本共産党からは、田村貴昭衆議院議員と山口ゆうと福岡選挙区予定候補のお二人が参加。

早良市民センターの会場に50人弱の方々が参加し、あっという間の70分、充実した内容ある学習会になりました。

司会は、市民連合ふくおか事務局長の片山が務めました。冒頭、司会より配付資料を説明し、「はじめに」の挨拶を共同代表の星乃が行いました。

(開始12分より)

・田村議員による共産党の政策アピールです。添付の資料を使って、「立て板に水」、とても分かりやすく説明されました。

・市民連合ふくおか作成の「市民と野党の約束 0512案」には全面的に賛同。

・スライド① 年収200万から年収800万まで税負担率が10%~11%で変わらない。消費税については、年収が低い人ほど重い負担となっている。

・スライド② 消費税5%への引下げ(15兆円必要)を財源を明らかにして主張。法人税の引上げ、富裕層への課税、「1億円の壁」打開など。

・スライド③ 2023年度の内部留保金は539兆円、ここに課税して中小企業の支援を。

・年金法案を審議。マクロ経済スライド制が続いた結果、年金は20年間で10%減った。この制度は2037年まで続き、さらに減るだろう。

・スライド⑥ 医療・介護問題について。2024年介護保険の改定により、訪問介護のポイントが減り、事業所の閉鎖・倒産が相次いでいる。50億円の削減をなぜするのかと。

・スライド⑦ 高額療養費の上限額引き上げは「凍結」されただけ。廃止を求めたい。

・企業団体献金の禁止 野党で法案を提出したが、国民民主党が自公へ接近して脱退したため、成立に至っていない。

・スライド④ 2023年40万トン、2024年20万トンと、計60万トンの米が不足している。

・スライド⑤ 2000年からの20数年間で、耕地面積は53万㏊減少、農業従事者は117万人減少し半減した。個別農家への所得保障が必要。

・スライド⑧ 防衛予算は前年比9.5%も増加。社会保障、文教科学予算など、軒並み物価上昇率より低い伸びにとどまっている。

・集団的自衛権、敵基地攻撃能力の保有により、自衛隊基地の強靱化が行われ、核戦争も想定している。

・山口ゆうとさんからは、「市民と野党の共闘」により、政治を希望あるものに変えていきたいと抱負が述べられました。

(開始34分より)質疑応答で、計7人が質問しました。質問のみ紹介、回答は音声をお聞きください。

質問1)

・財務省解体デモについて、どう思うか? 石丸新党である「再生の道」について、、どう思うか?(ともに田村議員が回答、後者の質問の回答は最後の挨拶でありました)

質問2)

・選択的夫婦別姓について、国会での動きはどうなっているのか、説明してほしい(田村議員が回答)

質問3)2人の方が質問、ともに田村議員が回答

・米問題が気になっている。生協で買えない状況が生じている。1990年代の頃、学習会で農業は環境保全にもなっていると聞いた。欧米各国の農業補助と日本の比較について、数値を入れた表をつくってアピールしてはどうか?

・食料自給率について、日本の38%に対して欧米各国は高い(カナダ204%、オーストラリア233%、アメリカ104%、フランス121%、ドイツ83%)。個別農家への所得保障についてどう思うか?

質問4)

・建設業の担い手3法が、組合の署名、国会議員310人の紹介により、昨年国会で請願が採択された。そこで作られた新しいルールはどうなっているか?(田村議員が回答)

質問5)

・学術会議解体法案の現在の局面は?(田村議員が回答)

・若い人たちに接するなかで、若い人たちの政治への思いを紹介してほしい(山口さんが回答)

質問6)

・資本主義社会のひずみに対して社会福祉政策など良くして行こうというのが社会主義・共産主義かと思う。最近、名前からは実態の分からない政党が増えているが、日本共産党には今の名前で頑張ってほしいと思っている。お二人へ、そのことについてどう思うのか、思いを語ってほしい(お二人が回答)

・年金制度改革では、性別役割分業を固定する第3号被保険者制度、家族の実態に合わない家族単位の制度など、ジェンダー的視点からの改革もほしい。どう思うか?(田村議員が回答)

最後の挨拶を星乃が行いました。

会場の皆さんに市民連合ふくおか作成のチラシ100枚が入った封筒を持ち帰って投函してくださいとお願いしたところ、計2400枚、持ち帰ってくださいました。

その方々には、いのうえさんぢさん特製「とうヒョウくん」缶バッジをプレゼントしました。

お疲れ様でした。充実した70分になりました。

以上です。

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